2018
8月
9日

ねこ読書

昨夜のカレー、明日のパン

ひとりの作家さんの本を初めて読み感動すると、その方の他の本も読んでみたくなるものだ。
一か月余り前に読んだ「さざなみのよる」を書いた木皿泉さんの「昨夜のカレー、明日のパン」を読んでみた。(木皿泉さんとは、和泉努・妻鹿年季子夫婦脚本家のペンネーム)

この本は、2013年4月に単行本で刊行されている。そして2016年1月に文庫に。私が購入した文庫は、27刷、売れているんだ…。

若くして亡くなった夫、そのあとギフ(義父)と暮らすテツコとの暮らし。台所がなかなか良いのだ。作る料理もなかなか良いのだ。

亡き夫のお骨を小さなキャンディー缶に入れて持ち歩いているテツコ。
「納骨する時、どーしても納得できなくて、ちっちゃいのひとつ、くすねた」
それをお墓にもどすシーン、笑えた。

登場人物がなかなか面白い。
笑うことのできなくなった客室乗務員。
顔面神経痛で、意図しないところで笑ってしまう産婦人科医。
バイク事故で正座できなくなって住職をやめたお坊さん。

ネットで調べてみると、2014年10月から全7回でNHKBSでドラマ化されているのだ。DVDにもなっている。

アマゾンで13,023円~高い!
NHKオンデマンド、特選見放題パック972円/月!

結局、NHKにした。二日間で全7回をあっという間に観た。ただ配信期間中は何回でも観ることができるが、それぞれの番組に期限がある。ちなみにこの番組は2018年9月30日まで。

他にも難点はあるが、いろいろな番組を探して都合の良い時間に観ることができるのは良いかも…。

(エアコンのきいた部屋にいるのはミミだけ。あとの二匹はエアコンは嫌いなようだ。いつも私にベッタリな大吾郎がいないので、ミミは大満足のようだ)

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