わが家のトイレに貼ってある歳時記カレンダーに、こんな言葉が。
『秋思(しゅうし)』 秋には秋らしい思いが、機に応じて自ずと生じる。その秋の哀れや寂しさ、静けさなどといった心持。身の上のことにも思いは至り、もの思いに耽る秋は人を哲学的にもする。
うーん、なるほど。
昼間はまだまだ暑い日もあるが、朝晩の空気は、まさに秋だ。
一番に感じるのは、猫達の行動だ。ベランダに出て寝ている、気持ちよさそうに。
暑い夏には、ベランダがあることを忘れてしまったかのように、一歩も出なかった。
この二、三日、本当に気持ちよさそうに寝ている。この秋には19歳になるミミは、耳も遠くなったのか、シャッターの音にも動じることはない。
筋肉も落ちている。よく寝る。起き上がる時の第一歩が非常にゆっくりだ。
「よっこらしょい」と関節を伸ばしながら歩く姿は、自分を見ているようだ…(笑)。
また今日も音ちゃんの写真を撮れなかった…。