2002年、わが家にやってきた雄猫。
”ミミ”という名前は女の子みたいだが、初めて会った時やたらに耳が
大きかったので”ミミ”と命名したのだ。
ボンネットの中で発見されたミミは、わが家に来た時、身体や耳の中は
まっ黒クロスケだった。
その頃わが家には、雌猫の”タラ”がいた。
タラは、マイペースな猫で、生後二か月位の子猫ミミを見ても動ずることは
なかった。
わが家の住人となった2,3日後から、ミミは私のベッドで一緒に寝た。
寝返りを打ってつぶしてしまうのではないかと、ヒヤヒヤものだった。
それからというもの、私にべったりな猫になってしまった。
今年で16歳のミミ。ずいぶん太めであるが、病気することもなく、8年前
わが家の家族になった”大吾郎・音”姉弟と仲良く(?)暮らしている。
人間にもそれぞれ個性があるように、猫にも同じことが言える。
三匹の猫との生活は、なかなか楽しいものである。